建設キャリアアップシステム(CCUS)の「レベル」

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建設キャリアアップシステム(CCUS)の「レベル」

建設キャリアアップシステム(CCUS)の「レベル」は、技能者の技能や経験を4段階で評価し、それを「カードの色」で証明する仕組みです。

レベルが上がるほど、現場での処遇改善(賃金アップ)や、公共工事での加点対象になるなど、多くのメリットがあります。

レベル判定の4段階とカードの色

技能者のレベルは、以下の4色のカードで判別できます。

レベル カードの色 技能者の区分 評価の目安
レベル4 ゴールド 高度なマネジメント能力を有する技能者 登録基幹技能者など
レベル3 シルバー 職長として現場管理ができる技能者 実務経験10年+職長教育など
レベル2 ブルー 中堅技能者(一人前) 実務経験数年+一定の資格保持
レベル1 ホワイト 初級技能者 CCUS新規登録者(見習い含む)

レベルアップの判定基準(3つの要素)

レベル判定は職種ごと(大工、とび、電気工事など)に定められた能力評価基準に基づいて行われます。主に以下の3点がチェックされます。

  1. 就業日数(現場に入った日数)
  2. 保有資格(国家資格や特別教育など)
  3. 職長経験(レベル3・4で重要)

注意点: ただCCUSに登録しただけでは、全員「レベル1(白)」からのスタートです。レベル2以上にするには、別途「能力評価(レベル判定)」の申請手続きを行う必要があります。

レベルを上げるメリット

  • 賃金の向上: 公共工事の設計労務単価は、レベル判定に基づいた適切な支払いが推奨されています。
  • キャリアの可視化: 自分のスキルが客観的に証明されるため、転職や協力会社選定の際に有利になります。
  • 企業のメリット: レベルの高い技能者が多い会社は、経営事項審査(経審)で加点されます。

◇レベルアップ申請(能力評価申請)のやり方◇

建設キャリアアップシステム(CCUS)でカードの色を変えるための「レベルアップ申請(能力評価申請)」は、CCUS本体の登録とは別に手続きが必要です。
手続きは大きく分けて以下の4ステップで進めます。

1. 自分の職種の「判定基準」を確認する

職種(大工、とび、電工など)ごとに、レベル2~4に上がるための条件(就業日数や必要な資格)が異なります。

  • 建設業振興基金のホームページなどで、自分の職種の「能力評価基準」をまず確認しましょう。
  • 条件を満たしていない場合、申請しても却下されてしまうため注意が必要です。

2. 「能力評価」の申請を行う(評価実施団体へ)

CCUSのマイページから直接レベルを変えるのではなく、まずは各職種の「評価実施団体」(各業界団体など)に評価を依頼します。

  • 申請方法: 多くの職種で「建設キャリアアップシステム」のメニュー内にある「能力評価申請」ボタンからオンライン申請が可能です。
  • 必要なもの: * レベルアップの根拠となる資格証の写し(CCUSに未登録の場合)
  • 手数料の支払い(後述)

3. 手数料の支払い

レベルアップには所定の手数料がかかります。

  • 標準的な費用: 4,000円前後(職種や団体により多少前後します)
  • 支払い方法: クレジットカードやコンビニ払いなどが一般的です。

4. カードの更新(新しい色のカード発行)

評価実施団体での審査が完了し、レベルが確定するとCCUSに反映されます。

  • レベルが変わると、新しい色のカードが発行されます。
  • カード発行手数料: 2,500円(2回目以降の発行手数料)

※審査完了後、新しいカードを申請することで手元に届きます。 

スムーズに申請するために

  • 就業日数の蓄積: 現場に入る際に必ずカードをタッチし、日数を貯めておくことが前提です(自己申告だけでなく、システム上のログが重視されます)。
  • 資格情報の登録: 評価申請の前に、レベルアップに必要な資格(1級技能士や職長教育など)がCCUSに正しく登録されているか確認してください。
  • 未登録なら先に「変更申請」で資格を追加する必要があります。

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