2023年度に建設キャリアアップシステム(CCUS)の原則化

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2020年3月、国土交通省と建設業4団体(日本建設業連合会、全国建設業協会、全国中小建設業協会、建設産業専門団体連合会)の合意により、2023年度から国と自治体の公共工事に加えて民間工事でも建設業キャリアアップシステム(CCUS)を適用する方針が決定されました。

これにより、実質的にはCCUSに登録しなければ仕事に支障をきたすようになります。

国土交通省が建設キャリアアップシステム推進に取り組んできた背景のひとつに、建設業退職金共済(建退共)の掛け金未納の問題があります。従来の共済証紙を使用した納付方法では、証紙の貼り忘れなどの過失や掛け金流用などの不正が起こりやすい実態があります。2021年からスタートした建退共との一体化運用でこの問題を解消すると同時に、デジタル化による業務効率化が期待されています。

出典:CCUS、義務化へ道筋 国交省・4団体(建通新聞デジタル版)

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